一言で言うと、セルサイドによって書かれた大変適切で分かりやすい入門書である。セルサイドの親切・丁寧さが良く出ている。たとえば、税制や取引・仕組などについて日本で信用取引を行う上での注意点や税法・仕組についてはほぼ完璧な入門書といえよう。一方で、戦略面についてはいわゆる「儲かる方法(あるいは戦略)」は述べていない。まあ、セルサイドが書いているのだから当然ではある。読者はこの本を熟読して、仕組を理解し、自分なりの方法論を見つけるべきだろう。パンローリング社にはこの次のステップ、すなわち信用取引を利用した株式投資戦略についての本格的書籍の発行を期待したい。
本書は証券会社で顧客向けのマーケティングや啓蒙活動に従事している方によって書かれた信用取引きの入門書です。信用取引とはどういうものかの解説に始まり、その仕組みやルール、実践にいたるまで非常に丁寧に解説されています。
信用取引情報の読み方、信用取引を利用した投資戦略といった内容は、中級者以上の方にも参考になる内容です。後半には信用取引問題集というコーナーもあり、テストをしながら理解度をチェックすることもできます。
株式投資に関心のあるすべての投資家の方に一読をオススメします。