吉本 佳生
金融工学の悪魔―騙されないためのデリバティブとポートフォリオの理論・入門
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人気ランキング : 77993位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : 日本評論社
発売日 : 1999-09 |
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真摯な人柄がでている |
ブラック・ショールズ式(というかオプション価格計算)を紙と鉛筆と四則演算のレベルから解析・解説しようという本。ひとつひとつステップを踏んで今ある金融商品やそれを算出するコンピュータの役割を焦ることなくしっかりと説明していこうというスタンスには真摯な筆者の人柄が出ていて大変に好感が持てた。金融機関の内側にいて今の金融商品を見つめてみても、このようにしっかりと商品内容を把握し、式を理解し、市場を理解して話をしているかと自問すれば、それはやはり『否』と言わざるをえないだろう。それらが複雑であればあるほどひとつひとつ読み解き解釈した上で話をしなくてはならないとこういう本を読むと思う。多くの金融マンは文系学部卒であるが故に、このように紙と鉛筆と四則演算から教えられる本は貴重だと思える。このスタンスで最新のデリバティブ理論を読み解き続けてもらいたいと思う。
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円高の時代に書かれた本 |
105円の時代の本だ。外貨預金はやってはいけないと、書いてあるが、このときドルを買った人は、みんなボロ儲けした。
学者にギャンブルは向かないと言う、好例だ。
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原則 |
金融工学という言葉のイメージに惑わされずに、経済の基本と捉えた名著。
経済の必要条件が「経済に携わっている人々全員の心理状態」であり、十分条件が「経済学」である、という根本原則を再認識させてくれます。
ノーベル賞各賞の受賞者の功績はそれまで学校で教えることのできなかった、「なぜだかわからないけど、そうなる」ものを分析し、学校で教えることのできる形にすることではないでしょうか?
経済学者がいくらコンピュータを使って膨大な計算をしても、経済予測が困難であるのは、いまだ、「なぜだかわからないもの」の方が「経済」の要素としては多いからでしょう。
この著者は経済学者として経済学に絶望しながらも経済学を敬愛し、基本原則にチャレンジしている。
そ?!??!!??めには、経済学をシンプル化し、本質を見失わないように絶えず注意を払いながら、論を進行している。
われわれがよく耳目にするマスコミ各社の経済に対する考え方もこの著を参考してもらいものです。
もちろん経済学を志向する学生を含めた方々には本質を見据えながら、高等数学を駆使し、より困難な経済の問題にチャレンジして行くべきですが。
でも、この本のタイトルはちょっと大げさすぎて....
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本当に初心者向け |
一般の社会人なら、多分、常識として知っている
内容が書いてあるだけだと思います。
金融工学を知りたいと思っている人向きの本ではなく、
まったく社会のことがわからない人向け?という
印象を受けました。
確かに中学生でもよく分かるレベルですが、
中学生はそれより先に勉強しなければならない
ことが沢山あるのではないかと思います。
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金融工学のベールをはがす本です |
金融工学という言葉は最近良く使われる。しかしほとんどの本の内容はとても理解しがたいことが多い。
金融工学の原理は基本的にシンプルで理解しやすい物であり、それを高度にかつ精緻にしたのが実務で使われている技術である。しかし高度な精緻化が必ずしも儲けにつながるわけでもなく、一般人としてここまで知っていればいいというレベルを提示してくれている本です。